福岡市南区 花粉症について
2024年03月20日
こんにちは!
福岡市南区で交通事故施術、むち打ち施術を行なっている、養命堂鍼灸整骨院です。
3月に入りこの季節が嫌いな方もいると思います。それは、「花粉症」になります。
本日は、「花粉症」についてお話をしていきます。
今日の日本は、5人に1人が花粉症、3人に1人が何かしらのアレルギーを持っていると言われています。
日本国民の約4〜5割の人が、「花粉症」と言われています。
そもそも花粉症が出てきたのは、1961年と言われています。この時のアレルゲンは、「ブタクサ」です。
※ブタクサ→キク科の植物で、8月〜10月に出てきます。
1964年に初めてスギ花粉が出てきています。今でこそ、花粉症というとスギ花粉とイメージがありますが、最初は、ブタクサと言われています。
ヨーロッパ→イネ科
アメリカ→ブタクサ
日本→スギ
上記のように世界でも花粉症で、お悩みの方は増加傾向にあります。
人間の身体には、一つものを毎日摂取していると人間には元から備わった監視機構が安全性を疑うようになります。
例)猫を毎日触る→猫アレルギー
スギの木に毎日触る→スギ花粉症
花粉症になっている人数も年々増加傾向にあり、
1998年→19.6%
2008年→29.8%
2019年→42.5%
スギ花粉だけでも
1998年→16.2%
2008年→26.5%
2019年→38.8%
と増加傾向となります。
増加傾向にある花粉症により政府も対策をしております。
① 発症等対策
→対症的な施術、免疫の施術などの推奨
② 発生源対策
→2033年までにスギ人工林の減少と伐採、植え替えの加速の推奨
③ 飛散対策
→民間事業の方が行うスギ花粉の飛散量の予測精度向上を支援
などを発表しています。
花粉症になる原因は、様々あります。
① 肥満細胞内の化学物質
→細菌やウイルスは身体に害を及ぼすものには、免疫が働きこれを排除しようとする働きがある。
例)花粉
↓
リンパ球が「Ig E」という抗体を作って、粘膜上に存在している肥満細胞にくっつく。
↓
次に花粉が入ってきた時に花粉がIgE抗体にくっつくと肥満細胞の中に蓄えた「ヒスタミン」などの化学物質が放出されアレルギー反応が起こる。
※IgE→免疫グロブリンの一種。アレルゲンに対しての働きがあり、身体を守る機能をもつ抗体。
※免疫グロブリン→異物が体内に入ったときに排除するように働く『抗体』の機能を持つタンパク質のこと。
(血液や体液の中に存在し、病原体の働きを止める。)
IgG→血液の中に最も多く含まれている(全体の80%)
細菌やウイルスから防御する。病原体やウイルスと結合し、働きを止め、白血球の働きをサポート。
生まれてから数ヶ月の間、赤ちゃんの身体を守る働きもある。
IgA→粘膜の表面や初乳に存在
病原体やウイルスの侵入を防ぐ。喉の表面、腸の内側、気管支の内側の壁など
IgM→病原体やウイルスに感染した時にできる
IgGよりも効果的に病原体と結合し、抗体の働きを補う「補体」と呼ばれるタンパク質と共同し、病原体とウイルスを破壊したり白血球が破壊した菌を食べるのをサポート。
IgD→リンパ球の成長や分裂に何かしらの役割をはしていると考えられている。
次回は、この続きからになります。
ここまで観ていただきありがとうございます!