福岡市南区 肘が痛い
2026年05月13日
こんにちは!
柔道整復師の吉村です。
日常生活で「肘が痛い」と感じる場面は意外と多いものです。
重い荷物を持った瞬間、
雑巾を絞る時、
あるいはパソコンのキーボードを打っている最中など、
肘の痛みは日々の何気ない動作を困難にさせます。
今回は、柔道整復師の視点から、肘の痛みの正体や原因、
そして当整骨院ではどのようなアプローチでその悩みに向き合っていくのかを詳しく解説します。
1. 肘の痛みの正体とは?
一口に「肘の痛み」と言っても、痛む場所によって原因は大きく異なります。
テニス肘(外側上顆炎)
肘の外側(親指側)が痛む場合、一般的に「テニス肘」と呼ばれます。
テニス愛好家に多いためこの名がつきましたが、実際にはデスクワークでのタイピング作業や、重いものを持ち上げる動作の繰り返しで発生することがほとんどです。
手首を上に反らす筋肉の付け根が悪い状態を起こしていまです。
ゴルフ肘(内側上顆炎)
肘の内側(小指側)が痛む場合は「ゴルフ肘」と呼ばれます。ゴルフのほか、野球の投球動作や、家事で重い鍋を振る、力仕事で腕を内側にひねるといった動きが原因となります。
手首を内側に曲げる筋肉への過度な負担が引き金となります。
肘内障(ちゅうないしょう)
お子様に多いのが、急に腕を引っ張った際に肘の関節が外れかかる状態です。急に腕を動かさなくなった場合は注意が必要です。
2. なぜ肘に負担がかかってしまうのか
肘は、肩と手首の中間地点にある「中継地点」のような関節です。そのため、肘そのものに問題がある場合だけでなく、他の部位の不調を肘が肩代わりしているケースが非常に多いのが特徴です。
* 手首の使いすぎ: 指や手首を動かす筋肉の多くは、肘を起点としています。スマートフォンの操作やマウス操作で指先を酷使すると、その緊張が肘の付け根にまで波及します。
* 肩甲骨・背中の柔軟性不足: 肩甲骨の動きが悪いと、腕を動かす際に肘への負担が増大します。本来、全身の連動で逃がすべき衝撃が、すべて肘に集中してしまうのです。
* 姿勢の崩れ: 猫背になると巻き肩になり、腕が内側にねじれた状態で固定されます。この不自然なねじれが、肘の関節や筋肉に常にストレスを与え続けます。
3. 養命堂鍼灸整骨院でのアプローチ
当整骨院では、単に痛みが出ている肘をマッサージするだけではなく、身体全体のバランスを考慮した施術を行います。
① 詳細なカウンセリングと動作チェック
「いつから痛いのか」
「どんな動きで響くのか」を確認し、
肘だけでなく手首や肩、首の状態まで広範囲に調べます。痛みの引き金となっている「真の原因」を突き止めることが、解消への第一歩です。
② 筋膜・筋肉へのアプローチ
肘に関連する筋肉(前腕筋群)の緊張を解きほぐします。特に、トリガーポイントと呼ばれる「痛みの引き金」となっている部位を正確に捉え、柔軟性を取り戻すことで、
悪い所への牽引力を軽減させます。
③ 関節の調整と姿勢矯正
肘の関節(橈尺関節など)の微細なズレを調整し、スムーズな動きを促します。
さらに、根本的な原因となりやすい肩甲骨の可動域を広げ、猫背や巻き肩を調整することで、肘にかかる負担を分散させる身体作りを目指します。
④ 他の施術
状態に応じて、電気施術や温熱刺戟施術、鍼灸施術などを使い、組織の回復をサポートします。
4. 自宅でできるセルフケアと予防
施術の効果を維持し、再発させないためには、日常生活での意識が大切です。
* 前腕のストレッチ: 腕を前に伸ばし、反対の手で手首を上下にゆっくり曲げます。肘の付け根が伸びているのを感じながら、痛くない範囲で20秒ほどキープしてください。
* アイシングと加温の使い分け: ズキズキと熱を持って痛むときは氷水で冷やし、慢性的に重だるいときは温めて血流を促すのが基本です。
* 道具の工夫: パソコン作業が多い方は、リストレスト(手首置き)を使用したり、マウスの形状を変えたりするだけで、肘への負担を大幅に減らすことができます。
肘の痛みは「使いすぎ」が原因であることが多いため、「休めばよくなるだろう」と我慢してしまいがちです。
しかし、無理を続けて悪い所が慢性化すると、解消までに長い時間を要することもあります。
「ペットボトルの蓋を開けるのがつらい」
「ドアノブを回すと痛む」
といったサインを感じたら、それは身体からのSOSです。
当整骨院では、皆様の日常生活が少しでも早く快適になるよう、一人ひとりに合わせたアプローチをご提案いたします。
些細な違和感でも構いません。肘の不調でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。



