福岡市南区 筋膜について!
2024年01月20日
こんにちは!
養命堂鍼灸整骨院です。
本日は、「筋膜」についてお話をしていきたいと思います。
エステに行った際、
「今から筋膜リリースをしていきます」
整骨院などでも
「筋膜リリースしますね」「筋膜が癒着しているので剥がしますね」
など聞いたことがあるかたがいると思います。
筋膜とは何か?役割とは?について解説をしていきます。
筋膜には、色々な役目があり、筋膜が存在しなかった場合、
・姿勢は保てない
・運動もできない
・筋肉をコントロールできない
・力を貯めたり、伝えりできなくなる
ないます。
逆にしっかりと筋膜もケアができていると
・肩こりの解消
・腰痛の解消
・トレーニングの向上
・快適な身体
などがあります。
そもそも身体を作る全てのパーツには、膜状の薄い組織に覆われており、筋肉や内臓などの主要なパーツを包むのが、筋膜となります。
その中でも内臓や筋肉などの大切なものを包むのが、「筋膜」となります。
筋膜は、「第二の骨格」とも言われたりしますが、皮膚の下には、筋膜が2層にわたりあります。皮膚に近い筋膜を「浅筋膜」、皮膚よりも奥にある筋膜を「深筋膜」と言われています。どちらにも境目などはありませんが、全身に存在しています。
筋膜は細かく言うと骨、筋肉、神経、血管、心臓も含めた内臓、脳も覆っていると言われています。
また、細胞37兆個一つずつを覆っているのも筋膜になります。
筋膜と筋肉は根本的には違った構造をしております。
筋肉を作る筋線維は、「アクチン」、「ミオシン」と言われるタンパク質で交互に重なり合っています。
それでは、筋膜はどのような作りか??
タンパク質からできていることは筋肉を一緒ですが、「コラーゲン」、「エラスチン」と言われる2種類の線維状のタンパク質かでガーゼのような構造です。
コラーゲンとエラスチンが規則正しい織り目に並んでいるのですが、これが何かしらの原因により、乱れることがあります。そうなると粘性や弾性がダウンしそれが、筋膜の動きの制限や癒着、滑りが悪くなる滑走性の低下につながります。
筋肉には、骨を動かす骨格筋と血管などを作る平滑筋があるように筋膜にも種類があり役割がそれぞれ違います。
筋膜には、体に情報を脳に伝えるセンサーを持っていたり体を支えたりと様々な機能があります。
筋膜が動かなくなると身体には不調が出てきます。
・肩こり、腰の痛み
→筋膜が分厚くなり、滑りが悪くなると慢性の痛みが出る。
不良姿勢
→筋膜が変形し固まると正しい姿勢を取るのは難しい。
呼吸不全
→胸郭の自由な動きを邪魔してしまい、呼吸筋の可動域が低下します。
自律神経の不調
→筋膜から信号入力のミスがあり交感神経が興奮したままになる。
冷え、むくみ
→血管ネットワークの圧迫により、血流が悪くなり身体が冷えて浮腫が出る。
スポーツ傷害
→使いすぎてケアをしないと怪我をしやすくなる。
など上記の状態になりやすくなります。
上記のようにならないようには、ストレッチが大切です。
ただストレッチをするのではなく目的を持ってストレッチをすることが、重要となりますが、どのようにストレッチを行うのがいいかわからないと思います。
今の時代、YouTubeなどでもストレッチ動画がたくさん上がっています。
まずは、YouTubeから探してみて自分に合うストレッチから始めてみてください。
わからないことがありましたら、当整骨院にご相談ください!!