福岡市南区 人間の骨の構造と機能とは・・・?

2023年11月17日

こんにちは!
養命堂鍼灸整骨院です。

人間の骨は、200個あります。
運動をしていいる時に柔軟性と安定性を提供し、
身体には、「体軸骨格」「体肢骨格」とあり

「体軸骨格」
→頭蓋骨、脊柱、胸郭、胸骨、仙骨、尾骨の80個の形成。

「体肢骨格」
→骨盤、肩甲骨、上肢、下肢を形成。

骨格の役割として、
①支持機能
→強固な支持基盤を提供しており、体重を地面に伝える

②保護機能
→脳、脊髄、心臓、肺を外部から保護

③貯蔵機能
→カルシウムを貯蔵

④血液細胞産生機能
→赤血球、白血球および血小板を産生する

⑤運動機能
→筋が付着し、強固なてこを形成

関節の構成
基本構造として、結合組織であり、要求される機能、ストレス、加齢、障害などで変化する。
「線維性タンパク質」、「基質」、「細胞」からなりそれぞれの組織により異なる。

「線維性タンパク質」
→コラーゲンとエラスチンに分けることができ、人間の体内にある1/3はコラーゲンである。
コラーゲンの伸びる強度は高く、伸ばされる力にも抵抗する能力もあります。

コラーゲンには、Ⅰ型とⅡ型にわかることができ、
Ⅰ型コラーゲン
→靱帯、腱、半月板、線維軟骨、関節唇、筋膜、関節包、皮膚に見られる。
 厚くて硬い組織で運動している時の張力に抵抗し、ほとんど新調しない。

Ⅱ型コラーゲン
→線維はより薄く、Ⅰ型コラーゲンよりも伸張する力に対する強度が低い。 
 硝子軟骨層および椎間板に見られるように強固な構造の形状を維持することに役立つ。

関節を構成している様々なものがあり、機能から細かく分類することができる。
関節を形成する周囲組織は、「関節包」「靱帯」「腱」、「関節軟骨」、「滑液包」、「線維軟骨」である。

関節包
→関節には関節包などの結合組織に囲まれており、関節によって大きさや厚さは異なる。
 共通しているところとして2層構造で袋状であることで固有感覚をフィードバックしている
 内層は薄く滑膜層は高度に血管が発達しており、滑液(潤滑油みたいなもの)を製造する滑膜を有する。

靱帯
→骨と骨、骨と関節付近を繋ぐ結合組織である。
 靱帯は、「関節がどのように動いているか」「圧迫されているか」「関節構造が損傷したかなどに」の情報を中枢の神経系に伝える役割もある。


→骨に筋肉を付着させ、結合組織で構成されている。繰り返される物理的な負荷、ストレスにさらされると時間の経過により適応していく。

軟骨
→コラーゲン線維でありゼラチン状の物質で構成されており、骨端を保護する役割。

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