福岡市南区 人間の筋肉について・・・
2023年09月25日
こんにちは!
養命堂鍼灸整骨院です。
本日は、筋肉についてお話をしていきます。
人間には、全身で650種類の筋肉が存在しています。
そのうち、600種類が、身体の深部に存在し、50種類が身体の表面に近い部分に存在しています。
筋肉は、腱によって骨についており、「腕を動かしたり」、「脚をあげたり」と身体を動かすのにとても大切な役割を持っております。
骨についている筋肉を「骨格筋」といい、筋肉ひとつひとつにどのような機能するのかトレーニングによって大きな機械的張力が出るかなどをイメージしていくのも大切です。
筋肉には動かすときに様々な収縮があり動きます。
・等張性収縮→筋肉の長さは変化する
・伸張性収縮→筋肉は長くなる
・短縮性収縮→筋肉は短くなる
・等尺性収縮→筋肉は、力を発揮するが、筋肉の長さ自体は変化しない
身体を動かす時に筋肉は色々な筋肉と協調して動いていきます。
力を出して、「引っ張る」ことのみで、「押す」はできません。そのため、ある動きに対して、主に動く筋肉のことを「主働筋」
主働筋に対抗する筋肉で、関節の対側にあり、動きを調節する「拮抗筋」が存在します。
例えば、肘を曲げる動き(屈曲)では、腕の力こぶと言われる上腕二頭筋が主働筋となり、二の腕と言われる上腕三頭筋が拮抗筋となります。
次に筋肉が大きくなる仕組みについて・・・
筋肉の成長で関連するものとして、
・機械的張力
→筋力トレーニング中に加えられる張力
・代謝ストレス
→トレーニングにより代謝副産物の蓄積
・筋損傷
→筋線維に生じる微小な裂け目や、破壊など
主な要因は、「機械的張力」によるものが大きいです。
疲労は機械的張力を高め、それによって筋肉に繋がり、筋線維の短縮するスピードが遅くなり変化が組み合わさることで、成長します。
次回は、トレーニングについてお話をしていきたいと思います。