福岡市南区 ウォーキングの必要性とは・・・?

2023年10月17日

こんにちは!
養命堂鍼灸整骨院です。

10月に入り、「運動の季節」になり少しずつ運動を始めている方もいると思います。
誰でも簡単にできるものとして、ウォーキングだと思います。

本日が、ウォーキングについてお話していきます。

①人間の下半身は衰えていく
ウォーキングをただ、歩いていくだけで、筋肉が鍛えられるのかとゆうと難しいと思います。
漠然と歩くだけだとどんなに毎日、歩いてもただ、身体を動かすだけです。
でも、ウォーキングの工夫次第では、鍛えられます。
例えば、「大股で歩く」、「早歩き」、「インターバル(早歩きとゆっくり歩き)」などです。
工夫次第では、筋力は向上していきます。
「後ろ足で地面を蹴る時に力を入れると太ももの後面の筋肉(ハムストリングス)が強化される。
お尻の筋肉(臀筋)や太ももの裏の筋肉などの背面の筋肉は歩く時にアクセルの働きをするとても重要な筋肉です。
大学の研究で、下半身の筋肉は、意識してウォーキングすることでしっかりと鍛えられると言われています。

②鍛えるのに手遅れはありません
専門的にいうと、体力には、主に二つの身体機能の総合力。
1)筋力
筋力があるとどんな動きもできますし、段差でつまづいてもこけることはありません。
2)持久力
持久力があることで、長時間のウォーキングが苦にならないですし、疲れにくい身体になります。
下半身を意識してウォーキングを5ヶ月継続すると、筋力がUPすることがわかったのと、最高酸素摂取量がUPします。
最高酸素摂取量とは、1分間に体内に取り込める最大の酸素量のこと。この量が多いと有酸素系のエネルギーを作ることができ、
スタミナがあるということとなる。
20代が持久力がMAXとすると30代で1年に1%ずつ低下すると言われています。
インターバル速歩を5ヶ月することで、最高酸素摂取量が平均で10%高くなっているとデータで出ています。

③生活習慣病の予備軍の方は歩き始めるチャンス
食後高血糖、高血圧、高コレステロール血症、高尿酸血症などなど・・・と生活習慣病と言われるものがあります。
下半身を意識してウォーキングを行うことで生活習慣病の解消されると言われています。
生活習慣病の有病率は持久率の体力が比例して少ないとなりやすいです。
食事の制限も大切ですが、運動の方が、影響が大きいと思います。

▪️

高血圧
最高血圧→130mmHg以上
最低血圧→85mmHg以上

▪️

高血糖症
空腹時血糖値→110mg/dl以上

▪️

肥満症
BMI→25kg/㎡ 以上

▪️

脂質異常症
中性脂肪→150mg/dl以上
HDLコレステロール→40mg/dl以上

上記の4つの項目で、判定基準にあてはまれば1点とし、4点満点で2点以上は生活習慣病と判断されます。
生活習慣病の方が、下半身を意識してウォーキングを5ヶ月すると軒並み指標が低下していると言われてます。
その上で体力も向上している。

これを見ていただいて少しでもウォーキングをしてみようと思った方は、自分のペースで行なってください。

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