頭痛にもいろいろあるんです!?
2021年07月6日
皆様、こんにちは。柔道整復師の首藤です!
ここ最近はいかがお過ごしでしょうか?
当整骨院はコロナにも負けず、変わらず元気に営業中です!
さて今回ですが、ご利用者様も良く訴える施術例、頭痛についてお話したいと思います。いわゆる「頭痛持ちの頭痛」。
まず頭痛にも種類がありまして、一次性頭痛と二次性頭痛があります。
これだけ聞いても良く分かりませんよね。
一次性頭痛とは、他に原因となる疾患がなく頭痛そのものが
問題であるもの。
これは、片頭痛や筋緊張型頭痛、群発頭痛のように繰り返し起こる慢性頭痛を指します。
二次性頭痛とは、脳や他の疾患が原因となって起こる
頭痛のことを言います。
こちらは、くも膜下出血や脳腫瘍、髄膜炎など命に関わる頭痛も含まれます。
もちろん、当整骨院で施術を行えるのは、一次性頭痛です。
~一次性頭痛~
1.片頭痛
拍動性の頭痛で有名な頭痛です。
日本全体の10%以下程度の方がこの頭痛に当てはまると言われています。
拍動性の頭痛とは…?
「ドクドク」と脈打つような頭痛を指します。
2.筋緊張型頭痛
片頭痛に比べて状態も軽く一般的に知られている頭痛です。
筋緊張型頭痛は頭の周囲の筋肉を押さえると痛みを確認できることが特徴的です。
~二次性頭痛~
1.くも膜下出血
知っている方も多い病気だと思います。
よく「バットで殴られた」→「雷鳴様頭痛」と言います。
この他にも嘔吐・嘔気、意識障害などがあります。
2.脳出血
こちらは、出血部位により状態は様々です。
頭痛、意識障害、四肢のしびれ・麻痺、ふらつきなどの歩行障害、言語障害、嘔吐・嘔気などがみられます。
簡単なチェック方法としてFASTチェックというのがあります。
Face(顔):顔の片側が下がる、歪んでいる
Arm(腕の麻痺):腕を上げたまま保っていられない
Speech(言語障害):呂律が回らない、言葉が詰まる
Time(発症時刻):発症時刻確認後、救急連絡
3.脳梗塞
脳出血と比べて状態が緩やかに出てくることが多く、頭痛が出る事は少ない。
主な状態としては麻痺、言語障害、痺れが代表的です。
脳梗塞の方で一過性脳虚血発作というものがあります。
一過性脳虚血発作:一時的に血流障害が起こり半身麻痺や片側の痺れ、言語障害などが出るが24時間以内(数分~数十分以内が多い)に治まる。
二次性頭痛は、放っておくと命に関わります。もし、これを見られた方でこれ少し当てはまる?やご家族の方で違和感を感じた場合は、一度病院で検査を受けられてください。
頭痛で悩まれている方は、少なくないと思います。
もし、どうしようもなく悩まれていましたらいつでも当整骨院にご相談ください。