猫背を解消しよう!!

2022年02月7日

今回は猫背のお話をしたいと思います!

近年、パソコンやゲーム、スマホなどの普及により姿勢の悪い方が
とても増えました。いわゆる猫背です^^;
電車やバスに乗っている人たちを見ると背筋が丸くなり、下を
向いている人が多いなぁとつくづく思います。
周りのそういうのを見てしまうのは職業病ですね(笑)

まず、猫背になる原因ですが…
これは、先天性の円背(背中の部分が丸く変形してしまうもの)
などを除くと、日頃の姿勢と筋力不足からくることがほとんどです。
日頃から、背筋を丸めていたり、首を前に突き出すような姿勢を
取っていると背中の僧帽筋や広背筋、前鋸筋といった筋肉などが
硬くなり、更に頚椎、上部胸椎などの可動性が悪くなっていくことで
良い姿勢を取ろうとしても筋肉や関節の可動性が硬いためその姿勢を
維持できなくなっていきます。

また、姿勢維持には筋力も関わってきます。
インナーマッスルは骨盤や背骨の安定性を維持している筋肉で、腸腰筋
や腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群などの筋肉があります。
不良姿勢により働きが悪くなり筋力低下に繋がってきます。
腸腰筋は特に重要であり上半身と下半身を繋ぐ唯一の筋肉でもあります。
座位姿勢の時には特に短縮しているため長時間の座位が続くと短縮した
状態で硬くなってしまい背筋が伸ばしにくくなってしまします。
腰痛の方で座って立つ時などに痛みを感じる方はもしかすると
こういった部分が原因かもしれせん!

 

猫背姿勢のデメリットとしては…

ストレートネックになったり頚部や肩、背中、腕の痛みや痺れなどの
症状が出てきやすくなります。
首が前に出る事で後頭骨と頚部の間に
ある後頭下筋群などが短縮し後頭部にある大後頭神経などの神経圧迫
を起こし頭痛に繋がったり、頚部の神経根を圧迫することで腕などに
放散痛、痺れを起こしたりもします。
猫背だからすぐにこういった症状が出るわけではありませんが、
後々で出ることなどもありますので気をつけましょう。

対策としては…

腸腰筋が筋力低下を起こすことで姿勢を支えることが出来なくなり
どんどんと姿勢が悪くなっていきます。腸腰筋を鍛えるにしても筋肉
が硬い状態だとうまく筋肉を使うことが出来ないのでストレッチなど
で緩めてあげてからトレーニングしていきましょう!

https://youmeidou-seikotuin.com/taorusutoretti/

こちらの動画の骨盤編が腸腰筋のストレッチになってますので
ぜひやってみて下さい。

運動としては、ウォーキングなどがいいです。
ウォーキングする際に気を付ける点としては、

1.背筋を伸ばすこと

2.腕を大きく振ること

3.少し大股で蹴りだす方の足の股関節前面が伸びているのを
  感じながら歩く

この3つを注意してウォーキングをして頂くと良いです。

まず、できることを簡単に挙げてみました!
もっと詳しく知りたい!私の身体は実際にどうなんだろうと?
思う方はいつでもご相談ください。

関連記事